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>> 島の自然

 
     
   

ダイトウオオコウモリ
Pteropus dasymallus daitoensis Kuroda, 1921
 昭和43年、国の天然記念物に指定されたダイトウオオコウモリは、大東諸島のみに生息し、両翼を広げると約80cmにも達します。他のコウモリのように超音波を使わず、有視界飛行をするため目が大きく、首のまわりを金色の毛がマフラーのように覆っており、琉球列島にいるオオコウモリのうち、いちばんきれいな色をしています。日中は長幕の自然林や中野のビロウ林の中で日光や雨をしのぐように休息し、日が落ちた頃に果実や若芽などを食べるため活動を始めます。
 好んで食べる餌は、ダイトウビロウやハマイヌビワ、アコウ、ガジュマルやシマグワなどの果実や木の葉の汁です。残りかすは小さく固めてペリットにして吐き出し、排泄するときには頭を上にして自分の体にかからないような工夫をしています。
 こうした餌のほか、バナナなど花の蜜を摂餌(せつえ)し、花粉を媒介させる役割も担っています。(左はダイトウオオコウモリが果実を食べたあと)

 餌場としている広葉樹林の減少、栄養条件の劣悪化に伴う出生率の低下、さらには台風や寒気襲来時の避難場所の減少に伴う死亡率増加といった要因が個体群の減少を招いていることが懸念されます。
(レッドデータブックにて、絶滅危惧TA類(CR)=「
ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」に指定されています)

   
     
     
     
   

ダイトウヒラクワガタ
Dorcus titanus daitouensis Fujita et Ichikawa, 1986
 全長3〜5cmで、赤褐色の体色が特徴。
土地開発や乱獲による個体数の減少が危惧されています。

   
         
   

ダイトウマメクワガタ
Figulus daitoensis Fujita et Ichikawa
ダイトウマメクワガタは12〜13mmと非常に小型です。ダイトウヒラクワガタとともに、地球上では南北大東島にのみ生息する固有のクワガタムシです。

   
         
   

ダイトウヒメハルゼミ
Euterpnosia chibensis daitoensis Matsumura,1917
全長は3.5cm前後。お昼過ぎから夕刻にかけて、乾いた音色でヴィーンヴィーンまたはジィーンジィーンとうねるように鳴きます。
絶滅危惧U類(VU)に指定されています。

   
         
 

フタホシコウロギ
Gryllus bimaculatus
ペット(カエルや爬虫類)の餌として捕獲〜養殖されることが多いようです。

 
         
   

アサギマダラ
Parantica sita niphonica
 羽を広げると10cm前後の大きさで、浅葱色の斑紋様がステンドグラスを思わせる、透けるような薄い羽を持った美しい蝶です。春は北へ秋は南へと海を渡って移動をおこない、マーキング調査によると1600km以上移動した記録も確認されています。

   
     
     
         
   

ダイトウコノハズク
Otus scops interpositus Kuroda 1923
 全長20cmほどで、フクロウの仲間では日本で最も小型です。上面は灰褐色で不明瞭な黒色のまだら模様があり、耳羽は小さく目(虹彩)は黄色です。南・北大東島にのみ分布しており、モクマオウなどの林に生息し、主に昆虫類を捕食します。農地開発による森林の減少や、農薬の散布に伴う昆虫類の減少により絶滅が危惧されています。

   
         
   

ダイトウメジロ
Zosterops japonica daitoensis Kuroda, 1923 方言名:ソーミナー
 全長12cm、大東諸島でのみ見られる固有亜種で、リュウキュウメジロよりもやや大きく、目先の黄色部が特に目立ちます。樹上生活が主で、柔らかい木の実や昆虫を主食としますが、甘いものが好きで桜や梅など花の蜜も食べます。雄はチュウイ、チュルルーと高く連続で美しく鳴き、タカブキィーと呼ばれて重宝されています。

   
         
   

ニホンキジ
Phasianus colchicus versicolor
 1975年、バッタ類の駆除および狩猟用として移入されました。沖縄県内では北大東島でしか確認されていません。

   
         
   

 島には渡り鳥が多く訪れることでも知られ、冬に飛来するサギ類は、サトウキビや馬鈴薯の収穫時期になるとケーンハーベスターやトラクターの後ろから付いてまわり、掘り起こされる昆虫を啄む姿が冬の風物詩になっています。
そのほかにも様々な鳥類を見かけることができ、北大東島はバードウォッチャーの穴場と言えます。

   
   

アマサギ

チュウサギ

セイタカシギ
     

タゲリ

チョウケンボウ

ムナグロ(冬羽)
     

モズ(留鳥)

カワセミ(留鳥)

ジョウビタキ
   
         
     

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