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ニライカナイ信仰のルーツ        

明治18年7月、沖縄県令 西村捨三 大東島巡視取り調べ要項 第四条の頭文
「同島は未だ、いずれの所属たるを明瞭せずといえども沖縄に於いては、古来これを〔うふあがりしま〕と名称を付せしものなり」
大東島は、古くから「うふあがりじま」として琉球人の間でその存在が知られていた。沖縄には、いにしえの時代から「東の海の彼方には、幸せをもたらす神がいる」と信じてきた。それが「ニライカナイ信仰」である。

巫女組織が確立された、尚真王時代の琉球王府が国を統治するため、国王の居住した首里城から、東に見える久高島を聖域化し、崇めるようになった。しかし久高島は、琉球王府が象徴として作り上げた聖地であり、ニライカナイそのものではない。それゆえに久高島の巫女達は、毎年伊敷浜より、太陽の昇る東の方角に向かい手を合わせ、拝んでいるのである。では、ニライカナイは何処(どこ)にあるのか…。

琉球の古い文献に、このような一説がある。
「はるか遠い昔、大海原の彼方、ニライカナイのうふあがりじまから、一人の神が南の島のある浜辺に降り立った。グスクを構え、子どもをつくり、稲を植え、そして人々の世を造った」と…
この神話に伝えられる「うふあがりじま」とは沖縄の最東端に浮かび、琉球人の間で、いにしえの頃から呼ばれている「北大東島」のことではなかろうか…。

さらに沖縄では、高くそびえるビロウの木は、神が降りて来る聖木であると信仰されており、開拓前の北大東島は、島全体にビロウが生い茂る密林であった。

大東諸島の中で北大東島にのみ、神が降臨したと言われる岩山がある。
入植後、自由に行来ができるようになってから、沖縄各地にいる、ノロと呼ばれる巫女達が、この島へ出向き祈りを捧げた。それは今も尚、変わることなく、多くの巫女達が島を訪れ、島の東方にある天狗岩を、神が降臨した聖地として崇めている。


沖縄最東端付近で見る朝陽


今も鬱蒼と茂るビロウ林


在りし日の天狗岩
(空港建設工事のため一部撤去)

 
         
     

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